妄想ＫＩＮＧ

先日、高校時代一緒にバンドをやっていた友人と飲みに行ったんですが、そこで彼が「もし俺がプロデビューしたら」という妄想を語りだしました。

その友人、妄想させたら右に出るものはいないというほどの妄想力の持ち主です。僕は彼が恋をしている時には、彼からの電話には決して出ないと決めています。
何故なら、電話に出ようものなら2時間以上彼の妄想劇場(一人芝居)を聞かなければならないから。

話は戻ってプロデビューの話。
まずデビューアルバムはオリコン初登場１位。
作詞作曲編曲は自分でプロデューサーはトム・ヨーク。
全世界で1600万枚のセールスを記録し、グラミー賞獲得。
スタジオジプリの新作の音楽に採用され、アカデミー賞も受賞。
各国著名人から絶大なるリスペクト。

とまあ、↑みたいな感じで次から次へと話しまくってました。
でも、まだ可愛いもんで圧巻はこの後でしたね。
なんか映画の宣伝によくある有名人の一言みたいなのあるじゃないですか？
彼のデビューアルバムは絶賛の嵐だったようです。

・彼の音楽の向こうにはいつも景色が見えるんだ(トム・ヨーク)
・彼は僕らが40年前なし得なかった事をしようとしている(ポール・マッカトニー)
・僕の引退の本当の理由は彼を見たからさ。一瞬でかなわないなと悟ったよ(ジネディーヌ・ジダン)
・おまえ…やっぱすげえよ！(木村拓也)
・太陽が見えたんだ、でっけえ太陽が(チバユウスケ)
・夕焼けには切なすぎる、涙を誘い出しているの？(椎名林檎)

とりあえず思い出せるだけを羅列してみましたが、よくもまあ次から次へと浮かぶもんだなあと感心してました。
一応念のため言っておきますが、彼等はこんなメッセージを出した事はないです。全て彼の妄想だという事をお忘れなく(まあ勘違いする人はいないと思うけど)